自分を変える方法２　－どうしてやる気がなくなっちゃうの？・仕事編－

やらなくちゃってわかってるんだけど、やる気が起きない。
やる気をだそうと自分を駆り立てたり、叱責してもどうしてもやる気がでない。
こんな時は、自分にムチを振るのをやめて、別のアプローチをしてみたらどうかなって思う。

【やる気を阻む２つの感情】
やる気が出ないとき、心は別の感情をもっている。

一つは「～しなければいけない」という“義務感”。
「旦那が帰ってくるまでに、夕飯とお風呂の用意しちゃわないとまずいわ・・」
もう一つは「やっても意味がない」という“無意味感”。
「この仕事、期日までにはやっちゃわないとなんだけど、終わらせても認めてもらえるわけじゃないんだよなぁ」

こんな思いが心にあると、いくら自分を激励しても、なかなかやる気もでないもの。

【義務感を手放す】
やる気というのは自分の心の内側からでてくるもの。
人から強制されて出てくるものでもなければ、誰かや何かが運んできてくれるものでもない。
義務感で何かに取り組んでいる状態は「誰かにやらされている」って感じてる状態ってことになる。

最初の頃、どう思って家事をしてたかな？
「家族のために頑張ってくれてる夫に、綺麗で片付いた部屋で過ごしてもらいたい」という思いやり。
「綺麗に片付けて自分も居心地のいい空間になれば、すっきりといい気分になれるわ」という喜びや楽しさ。

そこにもう一度戻ってみよう。
自分の中にある楽しみや喜び、思いやりや愛情のようなポジティブな感情に触れると、その感情に満たされるのを求めて、やる気は自然と戻ってくる。

【無意味感に隠れた意味を見出す】
その仕事をする目的や意味を再確認しよう。

無意味だと思いながらも、それをやっているということは、少なくとも最初に始めたときにはその仕事で得られる意味や成果があったはず。
その仕事に意味を見出せなくなったら、自分に聞いてみよう。

「そもそもなぜ、これをやろうと思ったのだろう？」

もう一度、原点に返ってみて。
そこには、日々の忙しさで忘れ去られた“意味や成果”が隠れてる。
自分のために、誰かの笑顔のために、“やる気になってた自分”がきっと見つかる。

“やる気”は瞬発的な性質をもつもの。
やる気を失っている自分を責めないで、最初に始めたきっかけを思い出してみよう。

やる気がなくなったときは、得られる成果や意味、そのときの自分の気持ち、達成感や充実感にもう一度気づくときなんだ、と思う。