恋愛“アンガー・マネージメント”１　－怒りは心のSOS－

最近よく目にする“アンガー・マネージメント”の記事。
怒りをコントロールする方法なんだけど

・考えるのをやめて心を落ち着かせる
・面白いマンガを読んだりテレビを見たり、笑いで流す
・なにか関係ないことをして忘れる
・「大丈夫」「たいしたことない」とか何か呪文のようなものを唱える
・体操とかジョギングとか何か運動する   etc

恋愛でも些細なことでケンカになったり、相手にイラっとすることって結構ある。
怒りを抑えるっていうのは対処方法の1つだと思うんだけど
何か大事なことを見落としてる気がする。。

ケンカになったその原因は覚えていなくても、怒りの感情は覚えてるもの。
互いに曖昧にしたまま流してしまうと
例え一時的に忘れても、また同じ様なことで揉めたりしてる。

心の痛みは物理的な体の痛みと同じ。
足が痛いなって思ったら、怪我してないか足を見て
新しい靴が足に合わないのかな、それともどこかぶつけたかなって考えたり。
あんまり痛かったらバンドエイド張ったり薬塗ったりする。

心の痛みも同じじゃないかなって思う。
イライラしてたり怒ってたりっていう表面に出てくる負の感情は心の痛みのサイン。
心に問題があるよ、痛いよって教えてくれてるんだと思う。
体のようにどこか腫れたり赤くなったり、血を流したり熱が出たりっていうサインを出せないから
代わりに怒りや憎しみ、悲しみっていうサインで心の傷を教えようとしてるのかなって。

体の不調なら問題を見つけて治すはず。

じゃあ、心は？

忘れることや見過ごすことでは問題は解決しない。
ちゃんと問題に気づいて、いい解決法を見つけてあげないと
放っておかれた自分の心がかわいそう。

その時々で問題も解決法も違ってくると思うけど
大切な人に怒鳴り散らすより、冷たくあしらうより
「あなたにうまく伝わらないことが、解ってもらえないことが悲しいの」
って言ったほうが2人にとってのより良い解決を真剣に考えられると思う。

長くてごめんなさい、続きます。